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自分の人生の決め方は検索しても見つからないから自分で考えていくブログ

6年勤めた会社を辞めることになった28歳が今思うこと

今年いっぱいで、新卒から約6年間勤めてきた会社を辞めることにしました。

 

「夫の仕事の都合で…」と上司には残念そうな顔をして説明しつつ、ちょっと、ほっとしている自分がいます。

 

なぜなら、辞めたいってずっと思っていたから。

 

本当に辞めることになって、あらためて今思うことをまとめておこうと思います。

 

「やりがい」を見つけられなかった6年間

「働いていて、どういう時にやりがいを感じますか?」

 

会社の新卒採用で、先輩社員として就活生と話をする機会があると必ず聞かれたこの質問。

 

私はSEとして働いているので、その質問にはいつも、

「ベタだけど、開発してきたシステムがリリースされて、ユーザーからの反響があったときかな〜」

などと答えていました。

 

でも実際は。

ユーザーからの反響を耳にすることは稀。

システムは動いていて当然、使いやすくなって当然と思われているから。

 

開発が終わる達成感も特にありません。

私の仕事は開発のマネジメントであり、実際にプログラミングやテストをするのは外部へ委託しています。

自分が作り上げたという実感は全然ありません。

 

毎日、委託先の作成物の確認、進捗管理

自分がプログラミングをしないので開発スキルも身につかない…

 

何が楽しいのか、何がやりがいなのか、わからないまま働いた6年間でした。

 

それでもなかなか辞められなかった

そんな調子で働いていたせいか、私の成長スピードはとても遅かったと思います。

そもそも性格的に、リーダーとしてマネジメントするのが向いていないことにも、働きながら気づいていました。

 

あぁ、私この仕事向いてない。

 

そう思いながらも、6年も働き続けていたのは、待遇がまあまあ良かったから。

生活に困らない程度のお給料はもらえていたし、割と休みも取りやすい。

 

転職したとして、次もこんな待遇のいい会社に入れるかしら。

仕事ができなくても、向いてなくても、そこは生活のためと割り切って働いた方がいいのかな。

 

でも、生活のためだからって、自分の一生を楽しくない仕事に捧げていいんだろうか?

 

「やりがい」探しの始まり

そんなことを考えながら働き続け、やっぱり転職活動をしよう!と重い腰を上げたまさにその時、先に転職活動をしていた夫の仕事が決まりました。

 

地方へ引っ越すことになり、必然的に私も仕事を辞めることになりました。

 

正直、やったー!と思っています。

 

でもその反面、自分の辞めたい気持ちを夫に背負わせて、代わりに実現してもらったような気がして、申し訳ないなぁとも思っています。

 

とはいえ、いつまでもそんなネガティブなことは言ってられません。

 

新天地でどんなふうに働いていくのか、本当はどんな仕事がしたいのか。

いい機会なので(そして、未経験のことに挑戦するならこれからどんどん大変になっていく年齢なので)、よくよく考えたいと思います。

 

ずっと見つけられなかった「やりがい」探し、やっとスタートです。