郵便局に行きたかっただけなのに
今日は郵便局に用事があって、歩いていくことにした。
家からは20分くらい。運動不足の私にはちょうどいいくらいの距離。
Google mapで経路を表示すると、二つのルートが出てきた。
ひとつは最短距離の道。もうひとつは、それと比べると少し遠回りで時間のかかる道。
特に急いでいるわけではなかったし、遠回りの方はまだ行ったことのない道だったので、そちらから行ってみることにした。
しかし、これが失敗だったのである、、
遠回りのルートは、実際に行ってみると、途中から舗装もされていないとても細い道に入ることになった。
川の近く、木の生い茂る道である。いくら昼間とは言え、周りに人は誰もいないし、さすがに怖い。
でも引き返すのも時間がかかるので、とりあえず、より遠回りにはなるが大きめな道に出られる方向へ進んだ。
ところが。
歩けども歩けども、大きな道に出られない。そちらに出るには、田んぼを横切らないといけないのだが、横切るための道がいつまでたっても見えてこない。仕方ないので田んぼに沿って歩き続けた。
なぜ、普通に最短距離で行くことにしなかったのか。
そんな思いが脳裏をよぎる。
だいぶ歩いて、ようやく田んぼを横切ることができたころには、家を出てからすでに20分以上がたっていた。最短距離ならとっくに郵便局についていたのに。
それからさらに15分ほど歩き、やっと郵便局についた。
用事を済ませ、家まで帰ると、今日歩いた歩数は10000歩を超えていた。
まぁ、良い運動になったし、周りの地理も少しわかったので、よかったと思うことにしよう。